筆者が業務でLinux(CentOS)環境で頻繁に使用しているコマンドをまとめました。
pwd
サーバー内で自分が今どの位置のディレクトリにいるのかを確認することができるコマンドです。使用頻度は特に高めです。
$ pwd
/home/username
cd
DOSコマンドのCDと同じく、自分がいる位置(ディレクトリ)を移動するコマンドです。移動先のパスは相対パスと絶対パスでの指定ができます。
$ pwd /home/username
#絶対パス指定
$ cd /home/username/downloads
#相対パス指定
$ cd downloads
$ pwd /home/username/downloads
ls
ディレクトリ内のファイル・フォルダを参照できるコマンドです。ls -lやls -laなどオプションを組み合わせて使うことが殆どです。
$ ls -l
drwxr-xr-x 2 root root 36 9月 5 09:37 downloads
drwxrwxrwx 3 root root 16 5月 25 09:35 img
-rw-r--r-- 1 root root 1320 12月 5 2002 testfile.txt
パスを指定することで、自分が今いる場所以外も参照することができます。(相対/絶対パス指定可)
$ ls -l downloads
-rw-r--r-- 1 root root 20034698 3月 6 2015 TakaoFonts_00303.01.zip
$ ls -l /home/username/downloads
-rw-r--r-- 1 root root 20034698 3月 6 2015 TakaoFonts_00303.01.zip
cp
ファイルおよびフォルダをコピーするコマンドです。
$ cp /home/username/testfile.txt /home/username/downloads/
$ ls -l /home/username/downloads/
-rw-r--r-- 1 root root 8801 9月 7 15:39 testfile.txt
-rw-r--r-- 1 root root 20034698 3月 6 2015 TakaoFonts_00303.01.zip
vi
ファイルを開いたり編集することができるコマンドです。ファイル内のコード編集などによく使用します。
$ vi /home/username/downloads/testfile.txt
[ファイルの内容が表示されます]
mkdir
ディレクトリを作成することができるコマンドです。
$ mkdir folder1
touch
ファイルを新規作成することができるコマンドです。
$ touch hogehoge.txt
rm
ディレクトリ及びファイルを削除することができるコマンドです。
ディレクトリを削除するためには-rオプションを付加します。
$ rm testfile.txt
$ rm -r folder1
mv
フォルダおよびファイルを移動するコマンドです。
$ mv /home/username/downloads/folder1 /etc
chmod
フォルダおよびファイルの権限を置き換えるコマンドです。
#全ての権限を付与する
$chmod 777
#全てのユーザーに実行権限だけを与える
$chmod +x
簡単に記載しましたが、各コマンドの詳しい使い方やオプションについては追って説明を追加したいと思います。
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