業務で利用しているアプリのアップデートがあり、プログラム上全く別の新しいアプリ扱いになっていたため、新アプリをインストール→旧アプリをアンインストールの操作をリモートで行う必要があったため対応しました。
似たようなケースが今後もあるかもしれないので、備忘録として作業手順を記載します。
目次
作業環境:
Windows10 Pro 21H2, ThinkPad X395, Active Directory, ドメインネットワーク内
Powershell ISEを起動
ファイルの作成・保存
- Powershell ISE アプリ上部リボンの「スクリプトを新規作成します」ボタンを押します
- スクリプトの編集ウィンドウが開いたら、以下コードを入力します
$MyApp = Get-WmiObject -Class Win32_Product -ComputerName コンピュータのホスト名またはIPアドレス | Where-Object{$_.Name -eq "削除したいプログラム名"} $MyApp.Uninstall()
記入例※Jw-cadアプリをアンインストールする場合$MyApp = Get-WmiObject -Class Win32_Product -ComputerName PC-Name | Where-Object{$_.Name -eq "Jw_cad"} $MyApp.Uninstall()
- アプリ上部リボンの「スクリプトを保存します」ボタンををクリックし、適当な場所にファイルを保存します
ファイルを実行
- ファイルを保存したら、同じくアプリ上部リボンの「スクリプトを実行(F5)」ボタンをクリックすると、保存した.ps1ファイルが実行されます
- 処理が完了すると、以下の様に処理結果が表示されます。
PS C:\> C:\Users\ユーザー名\Downloads\無題3.ps1 __GENUS : 2 __CLASS : __PARAMETERS __SUPERCLASS : __DYNASTY : __PARAMETERS __RELPATH : __PROPERTY_COUNT : 1 __DERIVATION : {} __SERVER : __NAMESPACE : __PATH : ReturnValue : 0 PSComputerName : PS C:\>
- 上記の通りの処理結果であれば、ターゲットPC上のアプリは削除されています。
まとめ
クイックアクセス等を利用してリモートで社内PCのアプリのインストール/アンインストール等を行うこともできますが、ユーザーが多い場合は、スクリプトを利用してユーザーと直接連絡する事なくアプリのセットアップを完了できるともっと便利だと思います。他にも、PCのステータスを細かく取得できるツールもありますので、別途記事にて紹介していきたいと思います。
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