OutlookデスクトップアプリでTeams会議のアイコンが表示されなくなってしまったときの対処

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昨今、Microsoft365(以前はOffice365と呼ばれていました)環境を利用されている企業も多いと思いますが、Microsoftの提供するアプリの中でもOutlook、Teamsは特に利用が多いアプリの1つだと思います。Outlookはメール、Teamsはチャットや通話、会議などに多く利用されています。

Teams会議アイコンの表示位置キャプチャ

通常、OutlookデスクトップアプリからTeamsでの会議を設定する際、Outlookの予定表のホームタブ上部リボンにある「新しいTeams会議」アイコンをクリックすることでTeamsでの会議にすることができますが、こちらのアイコンが表示されなくなってしまうケースがたまにあります。
このような場合、Teamsのアドインが無効になっている可能性がありますので、確認方法となお仕方について記載したいと思います。

作業環境:
Windows11 Pro 22H2, Pavilion Aero

ステップ1:アドインが無効になっているかどうかを確認する

Outlookメニューバーの「ファイル」をクリックします。

Outlookのファイルタブをクリック

一覧から、「COM アドインの管理」をクリックします。

無効になったCOMアドインの表示ボタン

「速度が低下し無効になったアドイン」画面の中に「Microsoft Teams Meeting Add-in for Microsoft Office」が含まれていたら、オプション内の「このアドインを有効にする(E)」を有効にして「適用」をクリックします。

速度が低下し無効になったアドイン画面のキャプチャ

ステップ2:アドオンが復活しているかどうかを確認する

Outlookをいったん終了してから開きなおして、予定表のリボン上に「新しいTeams会議」ボタンが表示されているか確認してみましょう。

ステップ3:それでもダメな場合

上記設定でも表示されていない場合は、以下手順を試してみてください。

  1. Outlookの「ファイル」タブ➡「オプション」➡左カラムの「アドイン」「管理(A):」プルダウン内の「使用できないアイテム」を選択し「設定(G)」ボタンを押下
  2. 「使用できないアイテム」ウィンドウの中に、Teamsと名の付くアイテムがあれば選択し「有効にする」を選択。ない場合は閉じるを押下
  3. 項目1の「管理(A):」プルダウン内で今度は「COMアドイン」を選択し、設定(G)を押下
  4. 「Microsoft Teams Meeting Add-in for Microsoft Office」にチェックを入れ、「OK」を押下

上記で復活しない場合は、Teamsの再インストールを試してみてください。

まとめ

Teamsを利用しているとサウンドデバイスの問題で音が聞こえなかったり、カメラのドライバの問題で映像がうまく映らなかったりといろいろな種類の問題がありますが、アドオンでも時々このような問題が起こります。システムヘルスをチェックしているとアドバイザリ程度はしょっちゅう起こっていますので、サーバー側に問題があるケースもあるかもしれません。こちらの対応は1次的なものとして試してみて頂ければと思います。

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