賃貸物件を選ぶ時に失敗しないための注意点や、抑えておきたいポイント

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昔と違って、今はインターネットを利用してWebサイト等から物件情報を詳しく見ることができるようになりましたが、パソコンで見た画像と現地の状態が違っていたり、設備が思っていたよりも揃っていなかったり、近所の環境が良くなかったりと、実際に見てみないとわからない部分も多いかと思います。今回は、賃貸物件を選ぶ時に抑えておくべきポイントや注意点を中心に解説したいと思います。

目次
  1. 物件を見る時のポイント
  2. 自分の生活スタイルにマッチしているかを考える
  3. 収入に対してかかる費用とのバランスを取る

物件を見る時のポイント

  1. 内見は必ず行うこと
    インターネットで物件詳細を見たときに、見たい写真が足りなかったりする場合もあると思います。設備などの物件詳細に記載されている内容が要件をすべて満たしている場合でも、実際に現地に行ってみることをオススメします。
  2. 風呂、トイレ、キッチンに換気扇があるか
    筆者の今まで内見した物件の中には、風呂トイレ別なものの、トイレに開口部がなく、かつ換気扇もない物件がありました。また風呂場にも換気扇がありませんでした(小窓は有りました)。
    キッチン(台所)に換気扇がないところはさすがに今まで見たことがありませんが、注意点として頭の片隅に置いておきましょう。
  3. セキュリティは問題ないか
    最近はオートロックが付いた物件が増えてきたりなど、セキュリティ面は向上してきていますが、基本的に2階以上の部屋を選んだり、壁や植栽など死角になるものがないか確認しましょう。
  4. 騒音になるものはないか
    そこまで神経質で無ければ、防音カーテン等で問題ない場合もありますが、騒音をできる限り避け菜場合の注意点としては、近く交通量の多い道路があったりする場合(車の騒音)や、隣接する部屋に小さいこどもがいるかどうか等も事前に確認しておいたほうがベターです。
    また、物件の建物の構造も重要です。RC造(鉄筋コンクリート造)の場合、木造や鉄骨造に比べてコンクリートの遮音性が優れているので有利です。ただし、隣との間仕切りは軽量鉄骨に石膏ボードを張ったものだったりする場合もありますので、この場合は木造や鉄骨造とほとんど変わりません。壁をコンコン叩いてみてみると、ドンドンと低い音で響く部分と、カツカツと高い音で響かない部分があると思います。壁一面叩いて、カツカツ音であればその部分はコンクリートである可能性が高いです。
  5. 日当たり
    図面から部屋の向きはや開口部の位置などはわかりますが、差し込む日差しの量や明るさは実際に見てみないとなかなか分かりにくいです。日当たりは洗濯物を干したり、家庭菜園など植物を育てたりする場合に必要になりますので、隣接する建物が日差しを遮らないかなどもチェックして日照を確認しましょう。南向きのへやだとしても、目の前に高い建物が建っていて物件が日陰になってしまっていることもあるかもしれません。

自分の生活スタイルにマッチしているかを考える

  1. 近くに電車駅・バス停があるか
    職場へ電車へ行くケースが多い場所(首都圏など)に済んでいれば、駅近物件であることは大きなポイントだと思います。また、駅の直線距離だけでなく、坂道などのアップダウンがあるかどうかも重要な決め手になるでしょう。
    逆に、フルテレワークで出社が不要などの場合であれば、駅近は大抵の場合家賃が高めなので、駅から遠い代わりに家賃が安いなどの物件を選ぶ選択肢が増えます。
  2. 駐車スペースはあるか
    逆に、車通勤メインになる場合は、自家用車やオートバイ等の駐車場があるかどうかも確認しておきましょう。
  3. スーパーや役所、病院など施設が近くにあるか
    スーパーや普段の日用品の買い物などは、Amazonや楽天などインターネット通販が発達している昨今ではそこまで優先順位は高くはありませんが、ちょっとした物がすぐに欲しい!といった場合に近くにスーパーやコンビニなどがあると便利だと思います。お役所も近くにあると何かと便利ですし、役所でなくとも行政サービス窓口などの近くであれば便利でしょう。病院も近くにあればなお安心です。

収入に対してかかる費用とのバランスを取る

  1. 家賃は手取りの1/3までを目安に
    家賃はサラリーマンであれば毎月の給与の手取り額の1/3までに抑えることをおススメします。筆者は一時期少しオーバーしていましたが、毎月貯金をするためには、常に節約を意識する必要があります。
  2. 管理費・共益費にも注意
    物件資料には賃料と分けて書かれたり、見づらい場所に書いていたりすることも少なくありません。後で総額を確認したら予算をオーバーしてしまっていた、などということが無いよう事前にしっかりチェックしましょう。
  3. 複数人と住居を共有する
    最近だとシェアハウス用の物件があったり、様々な生活スタイルに対応した物件で数多くみられるようになりました。仲の良い友人だったり、恋人などがいれば、同居して家賃の支払いをお互いの収入に応じて分ける方法も効果的です。
    筆者も友人と数年ルームシェアをしていた経験があり、その間はかなり貯金が進みました。

まとめ

筆者は今まで4回ほど賃貸で引っ越しを経験していたので、自分の経験に基づき重要なポイントを並べてみましたが、個人的には日当たりが一番大事だと思います。日陰だと衛生面でも良くありません。

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