ニラはネギ科の多年草で、4~9月にかけて収穫が可能な緑黄色野菜の一つです。市販の図鑑などではユリ科と表記される場合もありますが、これは新エングラー体系呼ばれる古い分類で、近年はネギ科と分類されているようです。
ニラはビタミンA、B群、Cなどの栄養素が豊富で、スタミナ野菜の代名詞として知られています。古くから食用とされ、古事記や万葉集にもその名が見られるほど歴史があるそうで、昔から薬草として親しまれている野菜です。
2018年から栽培を開始しました。(以前の栽培記録)19年~20年の年越しにかけて、土の上は完全に枯れてしまったものの、2月上旬からまた地面に目が見え始めました。
その後も、ゆっくりと芽を伸ばし続けていき、葉を形成しています。
ニラの刈り取りの目安はだいたい葉が20㎝ぐらいまで伸びた時点で行いましょう。周辺環境にもよりますが、無農薬栽培だとあまり伸ばし続けても虫に食べられてしまう可能性が高くなります。
ここのところ雨が続いていたため放置状態だったのですが、様子を見にいったところ、黒い斑点のような虫が大量に発生していました。
調べてみたところ、ネギアブラムシと呼ばれるアブラムシの一種らしく、ネギ科の植物にはよく付く虫のようです。
数が少なければ希釈した食酢の吹き掛けでも効果があるかもしれませんが、だいぶ数が多かったので、一旦全部収穫してしまった後に吹き掛けることにしました。
いったんすべて刈り取り、そこに薄めた食酢(100倍程度)を吹き掛けました。しかし次の日には残った根元部分にまたネギアブラムシがたむろしてきましたので、何度か霧吹きを継続して様子を見ます。
調べたところ、牛乳を吹き掛けるとアブラムシを窒息させる効果があるという情報もありましたが、においが残るとのこと。
4日経過し、葉が再び伸びてきました。毎日食酢を吹き掛けている効果が出てきたのか、ネギアブラムシはだいぶ少なくなってきました。
7/29時点で、かなりとうが立ってきたため、もう少し様子を見て収穫を行いたいと思います。
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