Googleアカウントの再設定用メールアドレスの変更について

はじめに

Googleアカウントをセキュリティの観点から適切に保護するには、再設定用メールアドレス（復旧用メールアドレス）の設定が重要です。しかし、会社のGoogle Workspaceアカウントや独自ドメインのアカウントでは、設定画面に変更オプションが表示されず、困ったことはありませんか？

実際に私も変更ができずに困りましたが、以下の方法で無事に変更ができたので、備忘録として共有します。

状況：変更オプションが表示されない

再設定用メールアドレスの設定ページにはアクセスできたものの、「変更」や「削除」のボタンが一切表示されない状態。調査したところ、Google Workspaceアカウント（独自ドメイン）の場合、セキュリティポリシーにより制限されているケースがあるようです。

実際に成功した設定手順

• ① 2段階認証を一時的に無効にする
• ② Googleアカウントからログアウトする
• ③ 再ログイン時、「復元情報の確認」画面で再設定用メールアドレスを入力
  

通常の設定画面からは変更できなかったため、ログインフロー中のセキュリティ確認ステップを活用しました。2段階認証を無効にする際は自己責任で慎重に行ってください。

注意点と補足

この方法は「復元情報の確認」が表示されるケースにのみ有効です。Googleの仕様変更などにより今後使えなくなる可能性もあります。

変更後は、必ず2段階認証を再度有効にしてセキュリティを万全にしてください。

まとめ

Googleアカウントの再設定用メールアドレスは、いざというときにアカウントを守る大切な要素です。通常の設定方法で変更できない場合も、ログインプロセスの中で再設定する方法があることを知っておくと便利です。ぜひ参考にしてください。