Windows10標準ツール「クイック アシスト」を使った別のネットワーク内にあるPCへのリモート接続(インターネット経由での接続)方法

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以前、Teamviewerでインターネット接続があるPCどうしならどこでも接続できる記事を書きましたが、Windows10(1607以降)では標準アプリとして同様にインターネット接続のみで端末間でリモートできる、クイックアシストという機能が追加されましたので紹介したいと思います。

使用方法
支援を提供する場合の操作の流れ(サポート側)
  1. Windowsスタートの検索から「クイック アシスト」と検索、又はWindows アクセサリから「クイック アシスト] を押下
  2. 「他のユーザーを支援する」を押下し、支援を受ける側のユーザーに 6 桁の数字コードを送信
  3. 支援を受ける側のユーザーがコードを入力したら、「完全に制御する」 または 「画面を表示する」のいずれかを選択
  4. 「続行」を選択し、支援を受ける側のユーザーが接続を許可するのを待機
支援を受ける場合の操作の流れ(ユーザー側)
  1. Windowsスタートの検索から「クイック アシスト」と検索、又はWindows アクセサリから「クイック アシスト] を押下
  2. クイックアシストアプリ上「アシスタントからのコード」ボックスに、付与された 6 桁の数字コードを入力し、「画面の共有」を選択
  3. 支援を提供する側のユーザーを待機し、表示されるウィンドウで 「許可」を選択
操作をする側、操作を受ける側の一連の流れ
  1. 接続元のPC、接続先のPCともに、windowsスタートボタンから「クイック」と検索(又はアクセサリから選択)し、「クイック アシスト」アプリを起動
    クイック アシスト アプリを選択

    クイック アシスト アプリを選択

  2. 接続すると以下のような画面が出るので、接続元(操作する側)は「他のユーザーを支援する」ボタンを押下
    他のユーザーを支援する をクリック

    他のユーザーを支援する をクリック

  3. 6桁の数字のセキュリティコードが表示される(Microsoftアカウントの認証を求められる場合は先に認証)ので、これを接続先へ送付
    セキュリティコードの表示

    セキュリティコードの表示

  4. 接続先(操作を受ける側)のクイックアシスト アプリ上のアシスタントからのコード部分に、接続元から送付されたコードを入力し、「画面の共有」ボタンを押下
    アシスタントからのコード テキストボックスに6桁の数字コードを入力

    アシスタントからのコード テキストボックスに6桁の数字コードを入力

  5. 接続元側の画面が「共有オプションを選択してください」と表示が切り替わったら、必要な操作を選択(完全に制御する/画面を表示する)
    必要なサポート内容に応じて共有オプションを選択

    必要なサポート内容に応じて共有オプションを選択

  6. 接続先側の画面が切り替わるので、「許可」を押下
    「画面を共有する」画面下の「許可」を押下

    「画面を共有する」画面下の「許可」を押下

  7. 少し待つと接続元側から接続先側の画面が以下のようにクイックアシストで開かれます。この時点で接続元側からの操作が可能になります。また画面上部のメニューで画面上にペンで描画(コメント)したり、チャット送信、再起動、一時停止等の操作が可能です。
    クイックアシスト接続成功時の画面

    クイックアシスト接続成功時の画面



    なお、接続先側からもチャットの送信や停止、一時停止の操作が可能です。(Windowsリモートデスクトップとは異なり、接続元側の操作も確認可能です)







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