オフィス内でネットワーク接続・インターネット接続ができなくなったときに確認すること

昨今はクラウドベースのシステムの導入が増え、業務におけるネットワークのへの依存度が高くなっている傾向にあります。業務中にネットワーク接続が切れてしまうと、業務で使用しているクラウド上のシステムへの接続ができなくなってしまうため、業務へのインパクトが直に出ると思います。またオンプレミスのシステム利用している場合でも、ERP(基幹業務システム)の場合、社内ネットワークへの接続が不可欠と思いますので、ネットワークの切断などが発生してしまうと業務への影響が大きいと思います。
勿論ネットワークの冗長化等でどの企業も通常は対応済みとは思いますが、一時的なネットワークの負荷の超過等で接続が不安定になったりする場合もあると思います。

今回はそんな場合に端末単位でできる対応方法について紹介したいと思います。
具体的には、以下のような方法が有ります。

  1. LANケーブルを差しなおす
  2. ネットワークアダプタのON/OFF
  3. コマンドでの接続のリセット

1.LANケーブルを差しなおす

最も基本的な方法ですが、そもそもLANケーブルがしっかり刺さっていなかったり、ケーブルの不具合が有った場合ももちろんネットワークへの接続はできませんので、最初にまず確認するべき部分です。LANケーブルを使用していない場合(無線で接続している場合)は、「2.ネットワークアダプタのリセット」を試してみてください。

2.ネットワークアダプタのリセット

次にネットワーク接続を行っているネットワークアダプタ(デバイス)を確認してください。正常に接続されていない場合、グレーアウトされた状態になっていたり、警告(!)マークが表示差たりしていると思います。

  1. Windowsメニューから「コントロールパネル」を開くコントロールパネルを開く
  2. 「ネットワーク」と検索し、「ネットワークと共有センター」を開きます。ネットワークと共有センターを開く
  3. 「アダプター設定の変更」を開きます。アダプター設定の変更
  4. 問題のあるアダプタを右クリックし、「無効にする」を押します。無効にする
  5. アダプタがグレーアウトされますので、再度右クリックし「有効にする」を押します。有効にする
  6. ブラウザ(Google Chrome,Microsoft EdgeやIEなど)で検索し、正常にインターネットへ接続できることを確認します。検索できることを確認する

コマンドでの接続リセット

最後に、Windowsのコマンドプロンプトを利用し、ネットワークの接続をリセットする方法です。コマンドプロンプト上で以下のコマンドを実行してください。コマンドプロンプトを開くには、Windowsメニューで「cmd」と検索してください。
コマンドは入力後、Enterを押すと実行されます。

DNSレコードのキャッシュのリセット
ipconfig /flushdns
DHCPサーバーからのIPの解放
ipconfig /release
DHCPサーバーからのIPの再取得
ipconfig /renew
グループ ポリシーの更新(ドメインに参加している場合)
gpupdate /force
Windows Socketの初期化(ネットワークインターフェースの初期化で治らない場合)
netsh winsock reset
TCPパラメータの初期化
netsh interface tcp reset
ネットワークインターフェースの初期化
netsh interface ip reset c:\reset.log

以上が主な対応方法になりますが、これでも改善しない場合は、PCの再起動なども行ってみてください。というか上記対応をする前に先に再起動してみたほうがよいかもしれません。それで治ったりする場合も結構多いです。
再起動はPCで問題が発生した時の対応方法の基本ですね!







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